大同区再生計画地元のエネルギーを集める
大同区の都市再生のため、台北市では、この地域の豊かな自然、産業、交通、文化や歴史、クリエイティブな雰囲気などのリソースの統合を計画、また河岸の憩いや自然と人と文化の交流を目的とし、文化観光や特色あるショッピングエリアの統合で地方発展を目指しています。将来はコミュニティ・プランナー・ワークショップの設立で長期の運営と交流をして市民の参与や意見を広く集め、再生計画が描く未来作りへと進んでいきます。
九大発展計画 新大同の出発
古びたコミュニティ機能を刷新
台北市の進める「公辦都更標竿計畫」(都市再開発ベンチマーク・プロジェクト)に合わせ、台湾銀行・MRT 円山駅、蘭州- 斯文里エリアの整備住宅、文萌楼周辺エリア、E1E2 玉泉公園・台北郵便局など4 つの都市再開発ポイント、さらに明倫小学校中継住宅地など指標的なポイントを合わせ、質の高い公的スマートハウスを提供する予定です。
国順景星里コミュニティで都市再開発計画を推進
「淡水河跨堤公園」(スカイパーク)と「老屋新用計画」(老朽家屋新生プロジェクト)を古びたコミュニティのリノベーションの目玉とし、台北市による都市再開発の推進で、国順里と景星里の都市再生加速を目指します。
建成円環再生発展プロジェクト
地方の意見を広く募り、今後の計画設計や再生発展の参考にする予定。
市場のリニューアルを積極的に実施
古びた従来の市場の再開発、例えば大龍国宅や市場のリニューアル、永楽市場の改築など、市場全体の経営環境を改善します。
地方産業振興に青年起業を呼び込む
南大同(手工業)と北大同(特色ある美食)という2 つのエリアの特色を合わせ、大同地域全体を再生、地域産業のソフトパワーを向上させます。
エコ交通ネットワークを設置
MRT、バス、自転車専用道路、歩道、YouBike(レンタサイクル・サービス)ステーション増加計画で、スマートでエコな交通ネットワークを形成。また、
市街地での遠距離バスのスペース不足を解消するため、北区ターミナルを増設し周辺地域の発展を促し、北区ゲート計画で交通の要衝にします。
歴史的観光の特色作り
特色あるショッピング街づくりのため、公的な空きスペースの使い方を検討し、法改正で独特な雰囲気のエリア大稲埕を台北市内の初の民宿特区にし、旅行者にやさしい環境を整えます。
河岸景観のみちづくり
水に恵まれた環境を活かし、「淡水河岸景観藍色水路」(淡水河岸景観水上バス)を整備します。河岸環境整備プロジェクトを進め、この水路で定期便を運航、淡水河の河辺の観光や遊びをより豊かにします。
コミュニティ・プランナー・ワークショップを設置
蘭州国営住宅の横にある税務署の空き宿舎(昌吉街61 巷45 号1F)、URS44(迪化街1 段44 号1F)、蘭州-斯文里住宅(大同区大龍街75 号)、明倫小学校を台北市との意見交換の場とし、市民参加のシステムを長期運営し強化します。またコミュニティ・プランナー・ワークショップ設置のプロジェクトを始動、コミュニティ・プランナー、ボランティアによる官民対話の場にします。