もし台北がアートの不夜城になったら――異なるスタイルや文化の出会いが生み出す音楽、ダンス、舞台が大通りから路地までを埋め尽くし、世界各国の光や音のマジックと最先端のテクノロジーが織りなすページェント。色鮮やかな映像が高いビルの谷間を自由にすり抜け、飛び越え、鬼才監督がいざなうファンタジーアニメーションの世界に迷い込んだよう――これが白夜祭「ニュイ・ブランシュ台北2017」で間もなく観られる夢のようなシーンです。
きらり輝く不夜城
ニュイ・ブランシュ(白夜祭)はパリで始まったアートの祭典で、街のもう一つの夜の顔を届け、人々が文化に親しみ、街を探索するアートな夜のイベントです。毎年10月の第一土曜日に行われるこの催しは「夜に開催」、「無料で開放」、「地位を問わず参加できる」という3つの特色を持ち、今では世界120以上の都市が賛同しています。
台北市では2016年に初めてニュイ・ブランシュを開催しました。「西区」と言われる市中心西側にスポットを当て、総統府も初めて夜間開放、20万人もの人々が参加しました。今年は台北の文化や歴史を代表する公館エリアが舞台です。国立台湾大学、温州街・羅斯福路・汀州路地域エリアから客家文化公園まで、多元的な企画と50組を超えるアーティストがこれまでにないアートな体験を届けてくれます。ぜひニュイ・ブランシュで眠らない街を探索してみてください。
ニュイ・ブランシュ台北2017
10/7(土)18:00~10/8(日)6:00